エントリーシート・履歴書の書き方
エントリーシート・履歴書は就職活動、転職活動において、
企業の採用担当者がまず最初に目にするものであり、
ここから採用試験は始まっています。
採用活動が最も活発な時期は、担当者は1日に何百通もの
エントリシート、履歴書に目を通すことになります。
何百通ものエントリーシート、履歴書に目を通した上で、
「この人に会ってみたい」と思ってもらえるようにするためには、
「ポイントをわかりやすく書く」ということが重要です。
ポイントをわかりやすく書くためには、いろんな方法があります。
きれいな字で書く。結論を最初に持ってくる。具体的なエピソードを
交えて書く。数字などのデータを添えて書く。いろんな書き方の
テクニックがあります。
相手に伝わるエントリーシート、履歴書を作成する能力は、
仕事を始めてから、企画書や資料を作成する能力にもつながります。
作成したエントリーシート・履歴書を採用担当者の立場に立って読んでみる
エントリーシート、履歴書を作成し、誤字脱字の確認、内容の確認が
完了したら、送付する前にもう一度読み返してみましょう。
その時に重要なのは、採用担当者の立場に立って読んでみる、
ということです。
ビジネス心理学のNLPのワークとして
「ポジションチェンジ」というものがあります。
その名の通り、相手との立場を入れかえて物事を考えることで、
相手の考えていることや感情、期待していることを理解する、というものです。
企業が求めているのはどのような人物か、
どのような人物に面接で詳しく話を聞いてみたいと考えているか、
エントリーシート、履歴書からそのことが読みとれるか、
という点に注目して読んでみましょう。
送られてくる履歴書は、自分のアピールがほとんどで、
企業が求める人物像と合っていなかったり、
書いている内容からは具体的にどのように活躍してくれるかがわからない、
というものが多くあります。
自分はどのような特徴を持っていて、今までどのような経験を重ね、
どれくらいの実績を残し、それらの経験や実績、スキルは就職してから
どのように活用できるか、などの点が伝わるようになっているか、
採用担当者になったつもりで読んでみます。
そうして、企業がエントリーシートや履歴書で知りたい点が抜けていると
気づいた所を修正します。
エントリーシート、履歴書の段階から採用面接は始まっています。
「この人に会ってみたい」と企業の担当者に思ってもらえるよう、
担当者の立場に立って確認することを忘れないようにしましょう。