信頼関係を築くには
信頼関係を築く方法は、数ある手法の中でも心理学NLPのスキルが
No.1と言えるでしょう。
企業内での研修やコミュニケーションの講座、コーチングの講座でも
このNLPの手法を紹介しているところがたくさんあります。
ビジネスの現場では、信頼関係が築けないと話になりませんからね。
NLPの中には、天才セラピスト達がクライアントに対して
短期間で信頼を得るために活用した手法がいくつもあって、
非常に参考になります。
近年、このNLPを学ぶビジネスパースンが急増しているようです。
信頼関係を築く代表的なNLPの5つの手法とは、
●ミラーリング
●ペーシング
●バックトラッキング
●傾聴
●価値観の把握
これらのことを言うようです。
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■ミラーリングとは、
コミュニケーション時に相手と似たような動作や姿勢を
とることをミラーリングと言います。
ミラー、つまり鏡になっているかのように
動作を似た状態にするというものがこれにあたります。
そもそも人間は有効な関係にある者同志が一緒にいると
動作や身振りが似てくると言われています。
脳科学的にはミラーニューロンという
神経細胞の働きからそういうことが起こってくるようです。
意図的に同類だということを相手の無意識に伝える手法が
このミラーリングになります。
信頼関係を築くためのベースとなるものですので
実践してみてください。
■ペーシングとは、
その時々の気持ちや感情、話すスピード、声の大きさなど
相手にペースを合わせて行く手法のことをペーシングと言います。
これも上記のミラーリングと同じく意図的に相手に
「自分はあなたと似たタイプの人間です」ということを
無意識に働きかける作用が期待できる手法です。
あなたも人間関係で「この人とは、気が合うなあ」と感じたり
「馬が合う」「息が合う」このように感じたことが過去にあるはずです。
それらを解明すると自然にミラーリング、ペーシングがなされていた時で
あると言えます。これを意図的に行なって初対面の相手と短期間に
信頼関係を築くために行ないます。
■バックトラッキングとは、
信頼関係を築く上で、この手法もかなり効果が高いと言えます。
「オウム返し」や「反復」などと言われたりもします。
会話中に相手が言った言葉を「オウム返し(反復)」していきます。
無口な相手や初対面の相手などにも大きな効果を発揮します。
■傾聴とは、
傾聴。これは何事も結論から入ろうとする傾向にある
男性には苦手なスキルなのかもしれません。
相手の話をしっかり聞く。
傾聴という言葉の「聴」の部分。
十四の心で耳を傾けるという漢字になっています。
まさに読んで字のごとしですね。
あなたも誰かに自分の話をしっかりと聞いてもらえたときのことを
思い出してみてください。
相手に対する信頼度が一気に上がっていたでしょう。
ビジネスでも友人関係でも恋愛関係でも
人は誰でも自分の話に耳を傾けてくれる人のことを好きになります。
話したいという気持ちがあっても少し我慢して
まずは相手の話を聞くという習慣を意識してみましょう。
■価値観の把握
あなたが大切にしている価値観はなんでしょうか?
情熱、愛、誠実、挑戦する事、自由、友情、美しさ、カッコ良さ、
趣味の時間、仕事の成功、家族、恋人との時間。 etc
他にももっとありますがこのあたりにしておきましょう。
私たちは価値観が合う相手と一緒にいると心地よさを感じます。
それが信頼関係というものです。
相手がどんな価値観を持っているのか。
このことに意識を向けてコミュニケーションしてみましょう。
相手が繰り返し発する言葉にも注目しましょう。
価値観がつかめたら、その価値観を大切にして会話しましょう。
信頼関係をより深める事ができるようになります。
以上5つのポイントをおさえていくことで
信頼関係が築きやすくなっていくはずです。
1つずつ意識して実践してみましょう。